About

蓮池ヒロ
フォトグラファー / 文筆家(写真と雑記)

1993年生まれ。静岡出身。現在はスペイン在住。
高校生の頃から写真を撮り始める。2018年より独立。写真撮影と執筆、作品制作などの活動を開始。2023-24年はスペインで活動している。帰国後は”自宅”という概念を手づくりするため、その拠点を探している。『秘密結社「喫煙所」』運営(文通企画)。ポッドキャスト「共存人類学研究会」運営。「Wasei Salon」メンバー。フィルムとオードリーが好き。

独立後は、コンテンツのビジュアル撮影、アウトドアと暮らしに関する取材や執筆を主に行なう。現在は、「カイエ(雑記帳)」という雑記の執筆、雑記のような写真、(哲学)対話、読書(会)など、生きることにより繋がっていくような、”はたらくこと”を探求して、それに付随する活動を行っている。「お茶でもどうですか」と言えるような居場所を作り、人や万物と共に生きていきたい。

「写真」の現在地:写すこと

写すこと

「書くこと」における意識:剥がれ落ちるように書きつける

剥がれ落ちるように書きつける

“はたらく”と居場所の話:「まぁお茶でも飲んでいきなよ」って言いたい。

「まぁお茶でも飲んでいきなよ」って言いたい。

去年読んでいた本など:2023年の写真と本

2023年の写真と本

没頭の先にある感覚を探求した結果が、表現であると思う。探究というのは、海に潜る感覚と似ている。何の音も聞こえない。他者を忘れるぐらいの静けさと高揚感。それらがなければ、自分の素直さに辿り着くのは難しい時代なのかもしれない。

“わたし”という存在は”わたし”しかおらず、つまりは周りに親しい人がいることは、孤独とは関係がない、と思う。人は孤独から逃れられないが、それを受け入れることで、”わたし”と”あなた”の自立した関係になれる。確かに、全く異なる”あなた”とのわかりあえなさに直面するのは、”わたし”の輪郭が脆くも崩れていくようで、絶望を感じることもある。

ところが、また探究という海に潜っていくと、そんな葛藤や曖昧さが、次第に孤独は表現であり、途方もなく面白いと感じさせてくれるようになる。”わたし”が葛藤しながら生み出した表現が、”あなた”の孤独に触れられたら、こんなに嬉しいことはない。だから、しょうもなくて、笑えて、いびつなものを愛してしまう”あなた”と対話してみたい。

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お手伝いできること

撮影、フィルム撮影、寄稿(エッセイ、雑記、作品書評)、本の選書、小規模イベント(読書会)やポッドキャストの企画、一緒に遊ぶ…

最近興味があること

・フィルムで撮ること。アナログなことこそ本質だと思わないが、36枚の写真を撮り進める行為は、自身のまなざしを問う絶好の機会であるように思う。

・雑記を書くこと。書きつけるように書くことで、自身が剥がれ落ちていくという感覚に陥ることがある。そういった感覚のまま書けるようでありたい。

・本を読むこと。課題本を決めて、仲間と読み進めるのも楽しい。

・対話をすること。対話会や読書会を通して、”話を聞く”という行為のままならなさに直面する。

・ポッドキャストを聴く、運営する。たとえ、取るに足りない話であっても、誰かが語るものに耳を傾ける行為は、人と共存していく道を示すと思う。

・アート。美術館はもちろん、日常に落ちているもの、人々の活動自体をアートとして捉えてみるとさらにおもしろい。

・俳句を詠む。たった17文字で何が書けると思うかもしれないが、驚くほど繊細な表現を俳句は見せるものだ。

・”自宅”という概念を捉え直すこと。ホームとアジール、どちらも共存させるのか、またホームを作り上げていくのかじっくり考えたい。


Profile(English)

Hiro Hasuike
Photographer / Author

Hiro Hasuike is a photographer and author based in Spain and Japan. Being born and raised in Shizuoka, Japan opened a portal of huge curiosity for him.

His work is rooted in the hidden gaze of people and the spiral, which is a form of solitude, and at the same time contains a spirit of inquiry into humanity. Always observing what appears before his eyes, he tries to ask questions that go beyond the dualism of light and shadow, good and bad.

Currently Thinking About:

・Film photography. I don’t think analog is the essence, but I feel that the act of taking 36 photos is a perfect opportunity for me to question my own perspective.
・Writing miscellaneous notes. When I write honestly, I sometimes feel like I’m peeling away from myself. I write with that feeling.
・Reading a book. It’s also fun to choose a assigned book and read it with my friends.
・Through dialogues and book clubs, I come face to face with the essence of the act of “listening.”
・Art. I find it even more interesting when I consider not only museums but also everyday objects and people’s activities themselves as art.
・Listen to and manage podcasts. Even if it is an insignificant story, the act of listening to what someone has to say will show you the way to coexist with other people.
・Writing “Haiku”, which is a short Japanese poem. You might think what you can write with just 17 characters, but haiku can show surprisingly delicate expressions.
・Reconsidering the concept of “home”. I want to think carefully about whether to have both Home and asylum coexist, or whether to create a Home.

Thanks for viewing my portfolio.
I hope you enjoy my portfolio and the work that I’m doing.

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