2024.06.03-06.09|雑記帳

06.03(月)

・生きることも、愛することも、パンをこねこねするように、常にいい形にしたいという感じだ。それは本当の形があるとか、完璧にしたいというより、もっとこねこねして納得いくものにする遊びをしているって感じ。孤独の形である螺旋っていうのは、そういうこねこねするプロセスなんだろうな。

・雑談系のポッドキャストを聴けないのは、オーディオブックが苦手なのと似ているんだろうか。集中して聴くなら、おもしろいものがいいとなってしまう。

・「人類学とは何か(ティム・インゴルド)」人類学は文化理解や構造を知ることではない。人々についての研究ではなく、人々とともに研究すること。だからこうして本を読んでいるのかもしれない。ともに研究するとは、すなわちどう生きるかに繋がるのだから。

・フィールドに出ていること、ちょっとだけ出ることか。

06.04(火)

・それぞれの特権性を祝福していける状態か。それが書くことでもあるとはおもしろい。

・嫉妬しない特権性か。特権性という言葉は嫌だったけど、それぞれ持っているものを持ち寄って、BBQみたいに火を囲めたらいいのかもしれない。

・表現をする歴史として、大衆への反逆の側面は少なからずあるんだろうな。

・最近現像されたモノクロフィルムを見ると、建物の写真が多くて、やっぱりこの街が好きなんだろうな。

06.05(水)

・地方移住者における、ないなら作ればいいという話。確かに生活を手作りすることの大事さはある。自分の場合はどうだろう。どこかにホームを置きたい。そこに何もなくとも、とりあえず休める場所にしたい。その状態でまた別の場所に出掛けていくから。ないから作るという発想ではないのかな。

・ローカル、ローカルと言われると鬱陶しさを感じるが、全国にそういうホームを作ろうとしている人が増えていくのは、きっと豊かなことだよな。

・生活を手作りするために、土地がある。生きる場所を作ること。

・いつでも出発できるというか。そこから始められるみたいな態度でいたい。

06.06(木)

・テキストを読むことがフィールドワークにならないのではなく、得た知識を経験と掛け合わせて、また道が広がっていくことはあるんだと思う。

・発明じゃなくて、発見か。そうだ、すでに存在しているものを掘り起こしていくことなんだ。

・異なることを知ったとき、まず発見を歓待し、自身の螺旋と照らし合わせて、そこに混ぜ合わせていく。そういったことをしていたい。

06.07(金)

・家に求めるもの。静けさとある程度の広さ。それが最優先だ。夜は必ず静かで、日中も落ち着いている方がいい。フィルムの作業をしたり、人が泊まれたりするぐらいの広さ。

・ホームを作るというか、アジールに住んでしまえばいいんだろうか。

・スペインには「Cecina(セシーナ)」という、牛肉の生ハムがあると今さら知った。北部が山地だから、確かに今までの場所では珍しかったのかもしれないが。癖はあるが、結構好きな味で、また食べたい。スーパーにも売っているらしい。

・中判(Lubitel)は、やっぱり巻き忘れて、思いがけず多重露光になってしまう。まあおもしろいけどね。

・夜に窓開けるの気持ちがいい。ちょうど涼しくて、虫の声が聞こえて、いい気分だ。

06.08(土)

・問い続けるために、定住する家が欲しいのだよ。その最低限が満たされていないと思うから、まずはそこを取りに行きたいんだろうな。それは恐らく伝わる人は少ない(なぜなら大概の人は固定のそこそこ居心地の良い家に住んでいる)し、構わずそこを優先しようじゃないか。

・ソローの『ウォールデン 森の生活』のように、今の自分はスペインという”森”で、社会の外部の原理で暮らすことをやってみているのかもしれない。今は原理の外にいることがどういうことか会得しているのだ。ルチャの青木さんたちの『手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ』を読み直したい。

・場所だ。場所が欲しいのだ。

06.09(日)

・津波ほどの危機感はないが、何か水が街へ迫ってきて、ギリギリに逃げる夢だった。何かに追われている夢が多いよな。そういうところに、不眠の秘密がありそうだ。でも、自分でも何かわからない。

・防音は床が大事らしい。床に何か工夫をしたら良さそうかな。

・体調も波だよな。少し良くなったり、また悪化したり。嫌だけど、そういうことを知っておくだけで、少しはマシかもしれないな。