2024.04.15-04.21|雑記帳

04.15(月)

・改めて思うのは、人と対峙するのが怖いんだと思う。向き合うようなポートレートは撮れないと思ってしまう。でも、むしろ、人と対峙さえすれば、ポートレートが撮れて、やり取りを始められるということだ。

・そうだ、難しいことではない。居心地が悪くとも、そこに居てみる。そうやってじっくり落ち着いて観察してみると、対峙した上で見えてくるものがあるのではないか。

・きっと居心地が悪いことをどうしても避けたいと思っている。だが、その状態に留まれさえすれば、むしろ色々なことが開けてくるんじゃないだろうか。

・やっぱりいびきはうるせえよ。いびきはどうしても腹が立つが、一生のうちにきっとこの場所にいるのはあと数日なのだし、できる範囲で楽しんで帰ろうと思いたい。

04.16(火)

・海沿いのカフェでPCを開くと、ノマド感がすごい。

・飲食店のオーナーは、白Tに白スニーカーを履きがちだ。または黒Tか。

・いびきのつらさを笑い話としてシェアする。あんな雷を聞かされたら、誰しもつらいよな。シリアスにならないために、シェアすることだ。

・ほんとにアイデンティティは固定できない。機嫌やタイミングもある。おそらく、人を評価する目線は、それが良くないというより、そうしてしまうことで、人といるのが難しくなる。自分を貶めることになるんだ。

04.17(水)

・「浪速のビル・ゲイツや」っていうツッコミ。何も知らないからこそ、話せる、おもしろいということがある。

・えげつない風力発電の数。

・砂丘を裸足で歩いてみる。感触を確かめる。「違国日記」で主人公の朝が、孤独の形を”砂漠”と表現したが、それが少しわかったかもしれない。

・ビーチにトップレスだけじゃなくて、全裸おじさんもわりといたんだけど。どうなってんねん。ここでは犯罪じゃないんか。裸の概念がよくわからなくなってくる。

・思えば、生きてるだけで、たくさんの働いている人、商売に触れている。

04.18(木)

・「人間は全く合理的じゃない」という現実を受け入れないことには、想定外を認めにくくなり、人間の業を手放すことになるだろう。

・なぜ喫煙する人がいるのかというと、軽度の刺激をいれることで、今ここに自身が存在していることを、孤独を確かめられるんじゃないか。暇を埋めようとするのもあるだろうけど。

・旅のエッセイって、なんだかベタベタしている文体が多い。どうしてそう思うんだろう。星野道夫さんのエッセイは好きだった。彼の文体はベタベタしていなくて、でも書いていることは旅のことだ。自分もベタベタした文体では書きたくない。ただ、情景描写をベタベタせずに書くのって難しい。どうしたら書けるだろうか。

・共に待つことは、まさに共存への道だ。

・視覚優位、聴覚優位など聞くけど、ポートレートを撮るときは、イメージで捉えて予測ができないと難しいんじゃないか。頭で映像を思い浮かべずに、パシッとしたポートレートを撮れる人はいるのだろうか。

・文化は同化して初めて、その人のものとして働き出す。そうだ、だから文化を持ち出して比較して終わりが嫌なんだ。それは同化が完了してない。同化した先で、むしろ既にあった自身の文化とそれが共存する。そうなると、自身は変化している。

・驚きや戸惑いは感動に近い。そこから入って、感動に繋げる発想の転換はできるかもな。

04.19(金)

・バスの運転手は、運転中は音楽を爆音で流してるけど、止まるときは音楽を止めるんだな。

・今日スタバで書かれた名前は「Shiro」だった。

・これだけオンラインの時代に、なぜスペインの挨拶文化は廃れないのだろうか。

・同じスーパーでも店舗ごとの配置を覚えるのが楽しい。

・首傾げている犬かわいい。

・ビールを飲みながら、海と夕焼けを見るほど楽しいものはない。

04.20(土)

・いびきがないのが、最高すぎる。繰り返す、いびきなし最高!!

・誠意を持って思ったことを言うのは、とても大事だろうな。ただし、ほんとに正面からの誠意を持った態度が重要だ。

・よくよく考えると、人生の最後にみんな大規模シェアハウス(老人ホーム)に入るの、なんかすごい。家を買うために必死で働いて、最後は知らん人たちと集団生活って不思議だ。

・知らないものを語るからこそ、おもしろかったりするよな。

・あかん、ベランダで海を見ながらビール飲むの、毎日やってまいそうやわ。

04.21(日)

・帰国したら、写真展をやるか、少なくともZINEは出したい。形にしておきたい。

・不眠気味だとお腹空くって、あるあるなんか。

・暮らしの留学か。確かにそれをしている。

・クラシコまた負けたねー。悔しさというより、なんで勝てないんだろうという切なさ。なんで。リードしても勝ち切れない。ここ最近はずっとそうだ。なぜ勝てない。素晴らしい若い選手も多いのに。いやーでも負けたことに悔しさじゃなくて、ほんとにただ負けた、勝てないよなぁという感じ。寂しさに近いかもしれない。