2024.02.26-03.03|雑記帳

02.26(月)

・最初に思いっきり動いてみること。経験は知恵だが、自身を抑制することにもなる。

・「変化を起こせた」という小さな体験が、また新たな好奇心を生むのだろう。

・型の良し悪し。模倣するときは、自分が苦手なことをできている人ではなく、やはり近しい人から基本の型を学ぶ方が良さそう。違う分野を見ていくのは、その先であるような。

・意識をズラすことか。

・”遊び”と”型”と、スパッと分かれているのではなく、遊んでいる中で基礎を知っていく状態はあるよなぁ。

・「何事も万人に開かれてほしい」という気持ちが、自分の中には強くあるんだろうな。そういう教え方や開き方をしたい。共に発見していくような。

・見守り方。待ち方。

・【定期】レトルトカレーが食いたい。

・ほんとに身体からのサインには戸惑う。

・意思を表明することか。それが武器にならなければいいけどなぁ。

・平和への罪悪感を持て余しているからこそ、他者に関心を持て、意思を表明せよと差し迫るんじゃないか。

02.27(火)

・遊びから基礎、そして熟達していく道があるとすると、そこまで行く必然性を感じた人がその人の役割であって、それ以外は好きなようにしたらいいんじゃないか。

・むしろ、熟達する役割がある人が、教えていくというか、そうやってお互いに共に役割をシェアしていけば、どちらも楽しく、しかも役割に集中できるんじゃないだろうか。

・ガイドを務める。ガイドできるよと思えることが役割なんじゃないか。

・原体験は「怒り」というより、「戸惑い」かもな。

・同じマンションの人に「日本人ですか?」と言われて驚く。スペイン語と英語の言葉のラリーを読み解くと、どうやら身内が日本に住んでいるらしい。しかも、その家族が「ヒロユキ」という偶然。急に「ヒロユキ!」と言うから、「なんで俺の名前知っているの?」と最初は驚いた。外は寒かったが、なんだかいい気分だった。

・日常的な楽しさもあるが、思いがけない人や物との出会いにおけるおもしろさったら、なかなかないよな。

・何かを失い、弔うということをした人の言葉や作品はやはり違うんだよな。

・日本で暮らしているだけで、平和だったり、明日どうなるかわからないことを気にしないでいたりという指摘の暴力性にうんざりする。平和というのは、飢えだけじゃない。それはそういう飢えや戦争の苦しさを尊重することと同時な上で、もっとそれぞれの人には苦しすぎるほどの苦しみがあるということを言いたい。

・比較ではなく、豊かさを新たに発見することかもしれない。

02.28(水)

・ポッドキャスト「共存人類学研究会」を始めた。とにかく楽しい。これからがさらに楽しみだ。

・共存における、暗闇とそして差してくる光は、シビアでもあり、同時にユーモラスでもあり、だからこそ、共存を探求することはどうしたって自分の役割で、続けていきたいと思えることであった。

・多くの人が好きだろうと、つまらないものはつまらなくて、自分がおもしろいと思ったことは、おもしろい。それは信じてやっていけばいい。

・居るのが難しくない環境を作るのだ。

・学歴社会ならぬ、食歴社会だ。好き嫌いは、生まれた家庭の食生活や関係性が露骨に出る。それは昔から食べ慣れてたら、何でも食べるようになるよね。

・夕暮れの景色はとびきり好きだが、日がいよいよ落ちるという瞬間と、そのあとの薄暗さと微かに残る光の景色も悪くないと思えた。

・ネイティブ同士だって、ほんとは翻訳を使うぐらい、発した言葉の意図を丁寧に確かめ合ってもいいほど、言葉というものの扱い方は異なるものだ。

02.29(木)

・スペインは適当だから、何か間違っても、知らなくても、別にまあ良いかとなるな。

・上ダウンで下短パン。

・型を守るつまらなさは、反応を大きくせず、続けていれば何かしら形になるが、すぐに上手くいくわけではないことを知ると、淡々と続けられるかもしれない。

・サラマンカの旧市街には人がある程度いるが、それでも全体的に人は少ない。

・何かを言われても、背後に無数の人を想像するのではなく、今目の前にいる1人を見るように、いつだってそこにいるのは孤独を抱えた1人の人間だ。

・フィルムは光を探して写さないと、そもそも写らない。だから光と影を撮るのかも。そうだ、写真とは光を描くことで、だってフィルムだとデジタルと違って暗い場所だと写らないでしょということだ。だからフィルムは楽しいのかもな。光と影を探すようになるからさ。

03.01(金)

・早朝起きで、ラッシュを潜り抜け、無事に高速列車に乗車するも、乗る便を1本間違えた。同じプラットフォームで、マドリード行きなら、わからんやん。そのままチケットを買う。まあ何か間違えても、大したことないと思えるのが、スペインの良いところだと思う。

・自分の中の世界を信じるという勘。

・土地で過ごした長さによって、土地への理解の深さが変わるのではなく、どのような態度でいるかによって、受け取るものは変わっていくんじゃないのだろうか。

03.02(土)

・「税金で買った本(ずいの・系山冏)」という漫画がおもしろい。学生のとき、図書館で少し働いたけど、作業は面白い反面、人間関係や給料の待遇などが難しいよなぁ。司書とか今なら興味あるな。でもやっぱり現実は厳しい職種だろうな。

・久しぶりにハマる漫画に出会ったのが嬉しい。去年は違国日記だけ、その前はブルーピリオドで、しばらく新規漫画を読まなかったから。

・死生観か。人との温かいつながりがある。ユーモアがあるとかが大事にしたいかな。

・個人を助けたいわけじゃなくて、人との間に置くと言っていたように、大切にしたいことが大切であってほしいから、結果的に助けるみたいな感じかもしれないな。

・自分に対して善悪で評価しない。それが結構大事かもな。

03.03(日)

・ユーモアの大事さ。淡々と深く観察していくが、そのことすら軽やかに見せてしまうほど、笑えるように刺してみる。水深と重量が混ざり、深さには軽さが必要となるのだ。

・LOVEポーズをしたり、めっちゃ笑っていたり、どう見ても眠そうだったりなMILK。

・刺すような笑いというものが、確かにある。