12.11(月)
・完全に風邪を引いてしまった。久しぶりでつらいね。
・スペインの風邪薬を薬局的な「Farmacia」で買ってみる。1錠が超デカい。満面の笑みの「Gracias!」がとても嬉しかった。
・久しぶりに髪を切った。日本人の美容技術の安心感。スペインでは美容師は無資格らしく、やはりその辺で切ってもらう勇気はないな。
・バルセロナの街中で電話している人は、どうでもいい話から、「え、それ聞こえていいの?」みたいな深刻な話の場合もあるらしい。
・慣習に倣い、メトロ車内で電話してみた。電波途切れるし、聞こえにくいし、電車でするもんじゃないな。
・薬にためらっていたけど、用量守って全然使ってみるか。
・バルセロナは色々行く場所がある方なんだなぁ。
12.12(火)
・風邪はやっぱりつらい。
・“普通に”違和感を覚えること自体が、声を上げることにもなるのかな。
・マドリードは、バルセロナと比べるとさらに東京っぽい。規律的でピリッとした感じがある。うるさい人少ない。親切な人もいる。そしてマドリードの方が何倍も寒い。バルセロナって暖かいのか。
・お尻を突き出して触らしてくる、初めて会うタイプの犬。
・店や道でリードから解き放たれた犬が歩き回るのは、”迷惑をかけてはいけない”という縛りがここにはないからだろうか。
・スペイン語は、「エ〜」「ケ〜」みたいに伸ばして間を埋めるよね。
・プラド美術館の無料開放を狙う。混雑してたけど行けてよかった。
・どこに行っても、どこで暮らすかを悩んでいるなぁ。
・孤独が指し示す、幸せとは。
・オレンジジュースで喉が焼けるようだった。こういうとき飲んじゃダメなのか。
・無意識の思い込みを解きほぐしたら眠りやすくなるだろうか。
12.13(水)
・プラド美術館とソフィア王妃芸術センターは、ソフィア王妃芸術センターの方がモダン的な作品が多くて好きだな。
・ゲルニカ前で人倒れる。
・気に入った絵がいくつかあったのが嬉しい。
・テラス席はダウンがないと、耐えられるわけがない。
・体調的にマドリードは堪能できなかったな。でもバルセロナと比較ができて面白かった。また行きたいかというと、用事があったらかな。見れなかったところ見たいけど、そのぐらいだ。
・噂のトレドに来た。ほんとに街が城だ。
・英語がよくわからなくて聞き流してしまうとき多いから、流れが止まったとしても確認はしておこう。
・みんな動画で音流す文化なんだよなぁ。
・やっぱり神谷美恵子さんの語り口が好きだ。
・足早に 坂道登る サンタ帽
12.14(木)
・受動的になるのって、目の前に転がってきた楽しさに気付ける。
・立ち食いしたり、同僚と喋ったり、電話したり、確かにこの国は気楽かもな。
・大学食堂みたいな扱いなのに、格式高いレストランみたいな中身。
・生命の維持めしを食すのみだ。
・疲れてると、文字を読むのもお腹いっぱいって感じだ。
・喉無力だ。
・風邪のにおいがわかると思っていたけど、自分の鼻が全てのにおいにそれを付与する感じだ。だから今は色んなものが風邪っぽい感じがする。
・人には求めるけど、自分への期待は無視するという人もいるからね。
・個別の人のケースをよく見ているからこそ、それが人類共通だと思いやすいところはあるな。
・ルールはあってもいいな。むしろその”ルールとは”の問いから、楽しくルールを作ってみることを考えていけばいいんじゃないか。ルールを縛るものじゃなくて、混ぜるものに使う。
12.15(金)
・咳がやばい。
・バルセロナに戻ると、帰ってきたって感じだ。
・イベント参加したかったなぁ。
・荷物は安心感なのか。何かを背負うことで安心することもあるんだろうか。それはケアの文脈に近い。
・重みが必要に思うこと。
・zoom越しに湯気が揺らめく。
・背負ってみたらわかる論ってほんと苦手だよな。
・”気付いてほしさ”をどう扱うのかは、今後考えたいことだな。
・同調圧力があることで、ある程度の安心が担保できる。だけどリラックスはしにくい。ちょうどいいところないのかな。
・自分はどういう生活をしたいんだろうか。
・鍋を食いたい。
12.16(土)
・思いがけないことは起こるもんだな。
・感情をあてられるのは、ほんとに苦手だな。この文化といえるようなものには慣れるのかな。自分の非を認めない人と共に生きるのは、張り合う以外に道はないのだろうか。
・あぁ何よりも”普通”の家族が欲しかったんだろうな。頼りたかった。弔っていかないとだ。もともとないようなものだったのに、それを加味しようとすることが、さらに悲しい。
・だからこそ俺は生きるために、自分で作っていくんだ。周りを助け、共存の道を探り、そして人に頼れるようになる。そうすることが、生きることだから。
・求めるケアをされたいってあるよな。思う形じゃないって、ほんと受け止め方に悩むよ。
・誰であれ、コミュニケーションを省くことはできないのだな。
12.17(日)
・それもいいねって言ってくれる嬉しさ。
・滋賀暮らしか。いいなぁ。意外といい場所なんじゃないか。
・場所を去るときは、何かしらの不安があったりして、だからこそ少し苦い気持ちになるのだろうか。気に入っていれば、ずっとそこにいようとするだろうから。
・でもどんな生活にも、少しの可笑しさはあった。思い出すと、くすりとできるような。
・自宅が安全じゃないと、何かをやっていこうという気持ちになりえないと思うんだよな。
・静かな暮らしがあって、そこから冒険ができる。
・傷の回復を他者に委ねることは、ケアというのだろうか。
・残していったものを使い切ってくれるのは嬉しい。
・表現じゃなくて、表明しておく。置いておく。
・最悪帰ってこられるような、こじんまりした静かな自宅を作りたいんだろうね。
・万人に真理は開かれているからこそ、自身の真理の形を探求している人が好きなんだろう。