11.27(月)
・個人的だと受け止めすぎないことか。
・初めて宅配を受け取る。Google翻訳を使っての会話。
・超デカゴミ袋を買ってしまった。
・見えないルールはあるものだ。
・やっぱり、オードリーのオールナイトニッポンは間違いなくおもしろいな。
・「何をそんなに恐れているのか」と怒っている人には目を向けてみることかもな。
・自分も怖いからこそ、相手の行動に耳を立てて、自分のせいかと思ってしまう。だけども、大体は関係ないものだ。関係あったとしても、受け止め方はその人次第であり、自分は自分の感じたものを引き受けること。
・思い込みというか、そういった恐怖や孤独が、何かを生み出して、作っていくことになるんだろう。
・恐怖が幻影となって、相手に映し出される。影と戦っている感じだったのかなぁ。
・たとえ認め難い恐怖の形であっても、それが自分を作り上げた旋回であり、愛して共に生きていくことなんだろうな。
11.28(火)
・日本人って陰湿だと偏見を持っていたが、そもそもルールからはみ出るのが人間だし、それが、人目につかないところでは出やすくなるのは、日本人の特性じゃなくて、人間として当然の反応なのかも。押さえ付けられていて、その分の抑圧があるわけだから。
・何かが漏れ出していくこと。漏れ出すことはうっかりすることでもあり、広がっていくこと。開放的であること。
・問いかけ係と作る係。存在するだけでもいい空間。
・人と共に食べることは、見せられないものを見せるような行為なのかもしれない。
・ケアする人によって、見方は変わるんだ。
・いいモヤモヤという問いかけもある。
・何かを鋭く感じるためには、自身に深く潜るように探ることが必要である気がするけど、そもそも、鋭く感じなくてもいいということもあるんだろうか。
・語ることで自身の違和感にも気付いていくのかぁ。
・ジャケットを着たらもう冬だ。
・たまにエッセイを読んでいて感じる、”甘ったるさによる不快感”ってなんだろう。文才を見せつけられているというか、盛っているというか。多分、ほんとに素朴で、素直に自身に問いかけた文章が好きなんだ。だからこそ、少しでも飾り付けをされていると、素直ではないと感じてしまう。ダシのように、しみじみと読めるような文章が読みたい。ただ、淡々と書くだけでは、その人の背景が伝わりきらないときもある。その甘ったるい味付けは、その思考に至るまでの背景を、少しでも文章に乗せるための苦肉の策なんだろうか。。
・違国日記をまた読み返そうかな。
・「ケアしケアされ、生きていく(竹端寛)」が、まさにルームメイトとの一悶着した件に刺さる。竹端さんのブログもおもしろい。
・カフェで、隣のカップルが英語で喧嘩を始める。そろそろ帰りたいのに、喧嘩の結末を知りたい。怒っている人って、一方的にまくしたてるよなぁ。
11.29(水)
・そうだよなぁ、他者の感情はコントロールできない。交渉の余地はあるけれど。
・社会が動くための労働をさくっとして、あとは遊ぶ時間でいいんじゃないか。その労働というのが、俺にとっては何なんだろう。撮る書く対話する本を読むは、遊びである気がする。アジールづくりみたいなものが、労働になりえるだろうか。
・わざわざクリスマスの曲を聞いたり、そうやって普段から流す音楽を変えていくのって、とても豊かなことかもしれない。
・やっぱり家が好きだし、好きに過ごせるような、整えた家を作っていきたい。ハリー・ポッターの談話室みたいな家で、冬はぬくぬくと暮らしてみたい。
・川がある街の方が好きだな。
・じゃがいものサラダ(と言い切る)のストックがあると、幸福感がある。
・女性が口紅を引くのって、よく考えたら不思議だよね。
・人は確かに積み重ねはあるが、同時に流動的であり、今の目の前の出来事に応答していくことだと思う。
11.30(木)
・体調を崩さないというのは、ほんとに嬉しいことなんだな。
・呼び掛けに応じることか。ティム・インゴルドの「応答、しつづけよ。」を思い出す。
・「結局さ」と口にする人は、傷付いているのかもしれないよね。
・いいやつと言われて笑った。
・距離感を相手によって調整していると思ったが、基本姿勢はフラットで、「そのフラットな状態そのものが何なのか」を常に自問しているのかもしれない。
・なんだか疲れている気がするな。理由を考えてしまうけど、疲れたのは、疲れたって感じかな。
・自由にしたら迷惑がかかる。だから行動を制限する。でもそこから外れる人に「こっちは我慢しているのに」と思ってしまう文化かも。自由な振る舞いを知らない、それはそうやって抑圧されてきたからなのか。
・日本の文化で育った我々は、他者のざらつきをもっと知った方がいいのかもしれない。
・ほぼジェイソン・ステイサムと、ほぼテア・シュテーゲンがいる車内。
・苦しみがあるというか、その苦しみに楽しさや希望が見えたら、それは楽しさとも言えなくない。そういう暗闇の中の光が好きなんだと思う。
・バスで花を持つ、気怠そうな人。
・誰かの背中を押す優しい言葉が、ただ嬉しく、そうしてみようと思えることもある。
12.01(金)
・自身を振り返ることができない人がいるのならば、そこに当てられた自分が、「自分ばっかり」と苦しんだとき、どうしたらいいのだろう。誰かに頼る。相手に求める。それこそしたくないことをしてしまう。それ自体も問いなのか。果てしないが、できるだろうか。
・謎に疲れていたけど、旅の計画をすると、少し気分が上がった。
・のんびり暮らすなら、ヨーロッパは向いているのかもね。
・怒るっていうのは、衝動だけではなく、静かに怒る方法もありそう。怒っても関係性が切れないからこそ、怒れることはあるのか。問題があっても、言ったら関係性が切れると思うからこそ、怖くて何も言えなくなる。
・特徴は流動的というか、誰かとの関わりによって変化していくものだ。
・街中で大声で電話している人のことは誰も見向きもしないのに、少し大きい声で英語で話している人がいると、ちらりと伺う人がいたりして、おもしろいなぁと思った。
・日本で変な行動をできないと思うのは、他者の目を内製化してるからだろうな。とはいえ、別に日本で目立つ行動をしたいかと言えばそうではなくて、ただぼけーっとしていたいだけだ。こちらでは少しの開放感があるけど、今後はどう思っていくんだろうな。
・今週はあっという間だな。
12.02(土)
・大事な人の調子が良くないときに、沈黙で迎えることがケアでもあるが、黙らないでいることもまた、悪いわけではないんだろうな。
・ルームメイトが明らかに風邪を引いていて、まず、うつらないかと自身の心配をする。これが大事な人だったら、相手を心配するだろうな。どちらにしても、「早く治ってほしい」という終着点なのは、おもしろいな。
・カフェにて、「お釣りは取っておいて」「いやいや貰えないよ」のやり取りが、想定の3倍ぐらい長くて、その後気の利いた言葉を言いたいが思い付かず、でもなんだか良い日になりそうな出来事だった。
・ホットコーヒー撲滅派だったけど、まあ悪くないね。嫌だと拒んでいたことが、意外と大丈夫なことある。自身で制限を設けていることって、思った以上にあるんだろうなぁ。
・人間関係における大体の不満は、「ぞんざいな扱いをされたくない」ということかもしれないな。逆に言えば、その”ぞんざいな扱いだ”と怒りが湧いたとき、問題はその部分のみで、相手自身や状況ではなかったりする。そして、その損なわれた尊厳に対するケアは、どこからされるものなのかを知っておくことかな。
・人が表面的に行うことや言葉は、その人が生きてきた苦悩を表しているのかもしれない。表現もまさにそうで、”表”って文字があるように、その人の表面的な部分に留まる行為でもあるんだろうな。そこだけで判断はできない。表面を判断してしまっても良いのだけど、それでもしないことを”祈る”って感じだ。
・自身の問いによって、がんじがらめになることもあるが、「そうしてみたい」という探究心があるからこそ、することになったりするのだと思う。
・無力さを人は恐れるが、無能さとは違うのか。そして、牽制する、抑制する、ということは、全くもって無駄なものではなくて、確かに減らしたり、生存しやすくなることでもあるのかな。
・ハンドボールの試合を観に行く。攻守がわりとパキッと分かれているんだな。競技的にあんまりおもしろく感じなかった。やっぱりサッカーって、おもしろいんだ。ローラーホッケーも結構おもしろい方だったんだなぁ。
・美味しいはずのものが、美味しくない。動悸がするほど、不安で苦しい。何が起きているんだろう。眠い、疲れた、ケアされたい。そんな感じだ。
12.03(日)
・夢に”人面猿”が出てきて、寝ぼけて声が出たかもしれない。
・帰る場所がないからこそ、誰かと共に生きて、助け合っていくことを学んでいくのは、生きるためにどうしても必要なことなんだ。
・嫌なことするのは、必ず裏にその人のやり切れなさがあるんだよね。だからこそ悲しい。
・俺はケアできる社会がいいよ。みんなで楽しく生きたいじゃない。辛さを人に当ててやさぐれる循環は嫌だ。ほんとに身に沁みたからこそ、ケアされる世の中であってほしいよ。それが自分にとってのはたらくことかもしれない。
・「ちょっと、ペドロ、ペドロ」と、バスの車内を塞ぐおじいちゃんに話しかける、おばあちゃんと微笑み合う。
・カタルーニャ美術館が無料開放日なので、うろうろしてみる。優先入場券の意味はなかった。青い絵に反応してしまうな。
・「いや知らないけど」の間が完璧すぎて、嬉しかった。
・「期待しない」ということは、マイナスの意味ではないのか。型を作らないことで、落差を作らないようにする。見方を作らないようにするのか。
・大事な人と話して、気分が軽くなった。頼れたのが偉い。
・ケンタッキーだけ食して、直帰する。
・暖房の暖かさが幸せすぎる。