2023.11.06-11.12|雑記帳

11.06(月)

・長年の疑問があって、日本語と英語での「笑うツボ」について。英語の方が、シンプルというか、いきなり変なこと、ボケを言ってもウケる、成立する感じがある。だけど、日本語はフリがあって(多くは無意識に)、その落差を笑う感じ。日本語での笑いに辿り着くには、地味に複雑で込み入ったものがあるけど、その分ハイコンテクストな文脈で笑えるときの爆発力がある。国籍とか人によるのかもしれないけど、話した感じやお笑いのあり方を見ると思うなぁ。

・仕組みがあるのはわかるけど、なぜ影は写真に写らないのだろう。写したい。影を写すような写真は、自然な写真ではないが、表裏一体の反面をしっかり描くのは、あえて見せる表現としてはアリかもしれない。

・「あ〜何々してぇなぁ〜」と思ったことを口に出して言える関係性は、すごく安心感があるかもしれない。

・楽しむにはシンプルなふたつ。機嫌が悪いことを引き受けない。比較しない。それだけだ。

・調べ物するときは、家じゃない方がいいな。

・工程をカットした、手抜き料理を作れるのは超成長だ。

・ベジョータの生ハムはいつか食べたい。高い…

・マーベルの作品における衣装の作り込み方を見ると、服の印象というのは、人間にとって避けられないのかな。

・たくさん家ってあるけど、未だかつて人間は最適な家に辿り着いていないんじゃないかな。

・小手先の技術でも繰り返すことで、無意識下に沈澱して、少しずつ変わっていく。

11.07(火)

・ファッションはファンタジー。

・思い詰めて問いに挑むというより、えぇどうしてなんだろうと、パッと顔を上げておもしろがる感じだ。

・旅をしてるんだ。何もわからないと知ってても。大事なことなんだよ。

・ユーモアってむずいもんだよなぁ。

11.08(水)

・何がトレンドで、こういうものが商売になるという物差しは、完全否定でもなく、追う必要はないけど、ざっくり知っておいていいのかもな。

・わかんないときは、思ったこと、やったこと、使ったものについて書いてみて、そこから光が見えそうなものを広げていく感じ。

・観光だって、フラットに見つめてみればおもしろいかもしれない。

・儒教はほんと日本の歴史に組み込まれているよなぁ。

・剥がれ落ちるような書きつけることで、距離をとっていたのかもな。

・苦手な人は湧いて出てくる。だからこそ、枠組みに気付ける。

・デザインの崩れたWebメディア、記事にカーソルを合わせると、超ぶるぶるしている。

・目の前のティッシュを眺めていると、これをデザインして考えた人もいるんだよなと思う。見る目はどこでも育つ。

・威圧感。自身に向ける眼差しが厳しい人ほど、それがそのままその人が社会を見る目になるわけだから。

・発信って、目立つためみたいな違和感があったけど、発した言葉で場を作り出していくことなのかな。お茶渡しの一つでもあると思うと、少しはやる気になるだろうか。

・新しいことだけではなく、普段見ているものを別の窓枠から見ることもまた学びなのか。

・ライフ・イズ・ままならない。

11.09(木)

・ルームメイトと揉める。ドアをバァン!って閉めるのは、こちらが同じくドアを強く閉めていると勘違いしていたからだった。このピソはゆっくりドアを閉めても音がなる。怒ってたのかよ。復讐だったのかよ。先に言ってくれよ。はあ。人と暮らすのって、めんどくさい。でも、まずはほぐして、辛抱強く対話して、対策を話し合って、和解できた。まあスッキリ。

・距離を保って伝えることは大事だ。ほんとによくやったよ。偉くないか俺。

・人間って怖いし、めんどくさいって思うけど、同時にそんなもんでもあるよな。嫌なことされてると思うから、嫌な態度になっていく。複雑に捉えられる人もいるが、シンプルな人も多いのだろうな。勉強になった。

・「自分ばっかり」とだと思うと、恨み、そして連鎖していく。修行だなって感じだ。我慢ではなく、想像して、ときほぐして、対話をする。時に離れる。はあ大変。でも、これは他の誰かと対話していくときの話でもあるのかも。

・大切な人と話して、ほんとうに癒されたな。こうやって話せる人がいるだけで、どれだけ救われるだろうか。

・息を吐くとき、身体が沈澱して、地上に降り立つって感じがする。

・めっちゃ夜まで子どもがカフェにおるやん。

・私服のおばちゃんがカフェで掃除をし始めて、オーナーなのか、謎の常連なのかわからない。

11.10(金)

・ノーファインダーって手法があるのか。しばらくやってみようかな。

・やってみた。レンズによるな。むずい。他のレンズで試したい。

・えげつないカーブを曲がるバスの中でもいちゃつくことは忘れないカップル。

・見晴らしのいい教会に行ってみる。騒がしい人でも、教会の中だと静かにするもんなんだな。展望台まで登って、満足した。久しぶりに「ザ・観光」って感じだ。

・強風で飛んできた帽子を拾う。

・イギリス、カナダ、どちらかに行きたい。

・海外、国内あまり関係ないような気もするが、長期滞在だとある意味で、なあなあになるのかな。悪いことではなく、生活って慣れてしまうから。三ヶ月ぐらいが生活と何かグッと入るものに出会う、創作とのいいバランスかもしれないな。

・ほんとに日本でいつでも帰ってこられる拠点を作りたい。

・メトロを何も見ずに行けるようになったら、もう住み慣れた土地だ。

・交渉。それは対話の余地がないところを解して、対話的環境に持ち込むことか。

・めんつゆパスタに手を出すか。

・価値判断を保留にして、保留にして、逃げ切りたい。保留ってタフだよ。

・ロキ シーズン2の最終話、観終わった。終わってしまった。しみじみ良かった。続きはあるのだろうか。ロキというキャラクターは、まさに人間の成熟というものを表してくれている。傷付き、渦巻いたところから、安心を覚え、自己の分裂に耐え得るようになった。そして自己を受容して、誰かの荷物を持とうとしていく。

・なんだかんだ、振り返りをすると、いい日だったと思うときが最近多いな。

11.11(土)

・倫理。そこにいる全員が自分だったら気楽に暮らせるかという問い。変わり続けること。

・差別がダメだっていうか、価値観を一旦解体して、体感として納得していくことなんだろうな。国籍関係ないなって思えたから、そうであって。

・利益を取るためには、自分のように抜けがけする人が少ないように祈ることになる。それは自分という人間を否定することになり、自身への呪いとなりやすい。なるほど。

・倫理を実行するたびに、自身の存在を自己で認められる。だからこそ、人々が気楽に暮らせるように振る舞う。それが自分や周りの気楽さを生む。

・攻撃的に主張しているように見える人って、なんでなんだろうね。抑圧があるのかもしれない。まあでも嫌いは嫌いだなぁとシンプルに思ってみる。

・そうか、写真で残すのは、自己との対話によって、何度でもその見方が変わるからなのかもしれない。

・あぁ写真って好きかもしれない。何度だって振り返って、また捉え直せるんだから。また距離が近くなってしまう。困ったな。

・ここ撮ったらどうなるかなと思って撮ってみる。祈りだ。想定した結果だけ望むのならば、写真である意味がなくなる。

11.12(日)

・スピーディーなマイペース。

・外でオンラインで人と話せるの楽しい。

・怒りってあんまりないかも。それは今が穏やかだからなのか。こうやって書いているからなのか。怒りは恐れな気がするから、それをしっかりと見つめるようにしているからなのか。

・海外の人だからって思えないんだよなぁ。何でなんだろね。順番が逆だからじゃないかな。まず個人との関係や歴史があって、それを紐解くヒントに国籍とかがある感じ。

・余裕があると、街中の人がどんな顔をしているのか、じっくり見られるな。

・子どもに「Hola」と話しかけられる。

・手を空けるために、スマホ咥える人いるんだ。駐車券みたいに。

・ナポリタンにカレー粉仕込むと美味しさが倍増する。

・自身の問いかけがない人って、実感がこもってないよね。納得じゃなくて、誰かが構築した正義で判断してるからだろうね。

・掬い上げてくれるような聞き方。

・茨木のり子さんの詩は、余白がある。間がある。だからこそ味わうように読めるのだな。