2023.07.17-07.23|雑記帳

07.17(月)

・失望を先読みして、踏み出さないのは、確かに自分の生に対して、失礼なのかもしれない。

・言葉を自分と場(相手)の間に置く感覚。それは距離を取ることで、冷静に話せるというか。

・キャッチボールで球を取ってもらえると、すごく満足感あるな。

・自分のしたことで、離れる人はどうぞ離れてください。付き合ってくれる人はこれからもよろしくという態度。

・「君たちはどう生きるか」観てきた。しばらくは誰にも感想を共有したくないと思った。感じたことをこぼしたくなかった。”自身”とともに考えたかった。

・積み木、塔、美しい世界、自分でつけた悪意のある傷。人間のようなインコのキモさ。敵と味方でもない友。魚を喰らうわらわら。

・自分で付けた悪意のある傷。罰のようなもの。それと繋がった気がした。悪意という単体も気になる。基本的には罰だと捉えている。

・情報量を減らして、パッと顔を上げたら、こんなにも緑が綺麗で、嬉しさと懐かしさが込み上げる。

・家族に関しては、ほんとうに”わかって”いるし、書かないでおくことなんだろう。

・「土井集合住宅」がやっぱりおもしろい。漫談ね。

07.18(火)

・「生活」と「生」は一緒ではないんだな。

・35度って、人間の住む気温じゃない。

・へらへらして集団に紛れ込みに行くのが、とてもめんどくさいと思うときがある。愛想良くせず、淡々と入って、徐々に熱が高まるようなことをしたかったのだ。どうしようもなく。

・期待をしすぎて、失望に変わったときに、「怒り」になってしまうのはどうしたらいいのか。

・振り返ると、1週間前であっても、全然違う状況だし、違う自分だ。ほんとに人生は激動で何があるかわからない。だからこそ、楽しいことだってあるはずだと、やはり期待していいのだ。

・縁がないという人はいる。

・ほどほどの境地。誰にでも入れる隙間を残しておくことが、呼吸のしやすさになる。

・愛が投影になろうとも、そこを踏まえながら、生死を賭けたくなるものなのかもしれない。

07.19(水)

・螺旋が剥がれ落ちることもある。登る以外にも。形なのだから。

・欲望の中に隠れている、愛とやさしさ。欲望を律したり、撒き散らしたりするのではなく、優しさとして見ることも同時にできるのか。

・未来予測が多いな。よくもわるくも。

・ヴァージニア・ウルフの言う「負の男らしさ」は、ほんとになんとかしたい。やられたら反撃したくなる気持ち。でもそこがフェミニズムによって払拭できそうなら、光が見えた感じ。

・できないことが、むしろあっていい。価値の反転。健全だ。

・社会よりも世界がでかい。なるほどなぁ。確かに「世界」という方がいいな。文化やつながりを超えたもの。世界が広がっているとはまさにね。

・ポップソングを聴くと、目の前の人がよろめいてバックステップを踏み、ダンスのようだった。

・楽しめることを楽しもう、だな。

07.20(木)

・夏の雲って、なんでこんなにいいんだろうか。

・詩的な文章が読みたいときは、自分なりの感覚で生の現象を捉えてみたいとき。学術的な文章が読みたいときは、目詰まりしている思考に新たな旋回を待っているとき。

・共感はほとんどいらなくとも、傷が似ている人には「そういうのほんとしんどいよな」と、声を掛けることだけはできるのではないか。

・スロースターターってほんとにあるな。最初はうまくいかなかったりする。だけどそのうち慣れる。この特性は覚えておいていい。

・コロナウイルスにより、人と人の繋がりが希薄になったというが、以前からそうではなかったか。それが浮き彫りになっただけというか。

・詩もいいけど、俳句や短歌が世界が広がっていると気付かされるようで、読みたくなっているかも知れない。

・自由と責任の生じるところに不安があるという言葉は考えたい。

・不安は払拭するものではなく、抱きながらも、取り組むからこそ、見ないふりをしてない証だったりするんだろう。

・なぜSNS断ちがいいのかというと、やはり沈黙の効用というか、空白ができることでより生まれるものがあるというか。

・俺は誰かにとっての「普通に嬉しかったぜ」を思ってもらえているのだろうか。正直なところ、思ってもらえている気がする。それは喜んでいいんじゃないか、普通にさ。

・生を味わわずに、遊びたくはない。禁欲的にまたしたいわけではなく、その方がどちらも張りがあると思う。

07.21(金)

・生活は”生”とは違う。だからこそ憧れるものではないんだろうな。

・メニューがないっていいな。苦手なんだけど作れるという人柄が出ていて推せる。

・入ってしまえば馴染めるからこそ、最初に感じた感覚を大事にしたい。

・慣れているからこそ、沈黙とぽつりとした言葉。無理をしていない沈黙。

・どんなこともやってみないとわからない。やってみた気になるのは、知恵をつけたと思い上がっているからではないか。

・永遠じゃないし、決めたことをやめたり、やり直したっていい。そしたら決断は軽いものにならないものか。

・ダサさの変換。負の男らしさを出そうとしてしまうのを、いっそダサいことだと思っているの結構良かった。そこを背負っても穏やかに生きるのがカッコいいことだという話。

・ダサいという基準は価値を他者に明け渡すようで受け入れ難かったが、むしろ自身の美意識としての場合、良い方向に働きそう。

・恵まれてるものを持て余すのも、心細い選択をするのも、ないものねだりなんだろうな。

・エネルギーがハマるときがきっと来る。流れというのはあって、やはり続けていくことか。

07.22(土)

・螺旋の中でピタリと会ってしまったような瞬間。旋回は孤独なもので、それを繰り返すうちに当然だと思っていた孤独を、同じ階層で出会ってしまった。それは孤独の解消でも、見ないふりでもなく、確かにあのときあの瞬間、同じ螺旋を描いていたのだと思う。

・早朝に鳴くひぐらし。

・痒み。ぴりりと細胞が変わっていく証。

・机あるだけで、なんと幸せか。

・自身とともに、他者にも限界があることを知ること。

・電球が点滅して擬似パーティ中。とりあえず、Creepy Nutsを流す。

・写真を現像をしてると、これだけでずっと遊べるよな。調整しようと思えばいくらでもできるから。

・わからないのが楽しいって、創作というか、振り返ったらあるような、どうなるかわからない、こんなものできてたんだって見るのって、心底おもしろいからなぁ。

07.23(日)

・何か活動をして気分がいいとき、外部の情報を入れず、作ったり、本を読んだりすると、良いものが現れてくる気がする。

・「誰しもが言語化できるわけじゃない」というが、果たしてそうなのだろうか。言葉は誰にでもあり、じっくり待つことで出てくることもあるのでは。

・自分の中に立ち現れてくるものをじっと待って、見つめてみる。それが信じることでもあるのかもしれないな。

・期待してしまったりするが、誰かを螺旋に連れてくることはできない。ときに怒り、ときに寂しさを抱えながらも、形を待つことしかできないのだ。

・写真を見ると、当時の苦しさを真っ先に思い出すが、距離を取ってみてみると、なんだかんだ楽しいこともたくさんあった。ほんとに”満たされなさ”って厄介なもんだね。

・他者は自分の期待には応えないのだー。