2023.04.24-04.30|雑記帳

04.24(月)

・物理的な距離の遠さが、写真においてちょうど良くなるとは限らない。距離が近くとも近付けない距離感というものがあり、だからこそ、近寄ることでそこに現れたものを表すこともできるのでは。とはいえ、少し離れて撮るのもおもしろいんだろうね。

・その人が宿ると信じている美意識は気になる。どこに美しさを感じるのかを聞いてみたい。

・生活が整っていなくても、何もしない日は重要みたいだ。

・上手に揉める方向性もあるが、時に上手く逃げてしまう方法もあるんだろうな。

04.25(火)

・流れてくる写真を分析したり、観られる工夫をしたりすることは、技術やモチベーションの向上に優位に働くと思う。それでも俺は今の精一杯の自分の美意識でのみ、感じられる範囲のことを写してみたかった。それぐらい自分に聞くってことをしてみたかった。見つめてみたかった。そこにどのような価値が生まれるのかわからない。それを求められたとて、わざわざ強調したくはないが、だからと言って、意固地になって悪いものとして跳ね除ける必要もないのだと思う。そういう理由で今は写真をあまり見ないし、じっと時には耐えるようにして今撮れるものを撮ろうとしている。

・感謝することで、その受けた重荷を背負っていく覚悟となるのか。

・不満から進むこともあるけど、それを受けたことの感謝する良い部分をもっと見てもいいのかもしれない。

・嘘でも真実でもない表現。それらは自分を偽らず、面倒ごとを避けられる。

・社会的な見せ方に対する嫌悪感は、嘘でも真実でもないやり方、きっと折り合いをつけていくこととすると、なんだかやっていけるんじゃないだろうか。

・オートハーフと別で、別用途のフィルムカメラが欲しくなる。CONTAX T2いいけど、めちゃめちゃ高いな。

・生活や働くは、今の状況がこれからも続いていくという無意識の信じ込みが影響していたりするのかも。今後は劇的に変わることも考慮して、手放していくことを知ってもいいのかもね。

04.26(水)

・譲るけど適度な距離感。場にいるけど閉じたり開いたり意識しない。公共性を体現しているような気がする。

・損するぐらいのつもりで書いた文章に勇気付けられるという話。

・chatGPTから情報を得ようというより、なんとか何かを創造させようと入力する言葉を考えていくのって面白いな。

・社会的な見せ方も、地道に撮ったり書いたり話したり読んだりしていたら、振り返ったらそうだった的なものが見つかったりするんだろう。

・両面から見ることで、対話も深掘れるのでは。こういう面もあるよねという提案なら、否定でもないし、面白がれる。

・地域を自分ごとだと思えるのかな。やっぱりそういう感覚は抱けない気がする。

04.27(木)

・朝の光を見ると早起きしたくなるけど、今の生活ではたっぷり寝たい。

・移動を続ける効用を見てみよう。

・普通を捉え直せる空間のアジールを作りたいから活動したいかもな。やっぱり対話はしたいし、素直さを見たいし、好きなものに時には没頭して、穏やかに暮らしたいもの。

・頑張らないと生活が守れない社会ってなんだろう。そうやって、生活を頑張らないといけない側面があるから、そこに捉え直しができる隙間を生みたい。

・感情の鋭い感覚があまり働かなくなってきた感がある。どこにも馴染めるからこそ、初回の感動が薄れてしまっているんだろうか。取るに足らないもので心が動いたりするのだが、わかりやすい動き方ではないような。

・生活はあっという間だ。

・自分の理想がどのような形なのか見てみて、そこから現実の要素(批評)を挟み込み、折り合いをつけていく。理想主義にこだわることはしたくない。

・わりと振り切らないと、折り合いが掴めない体質なのかもしれない。

・感性や思想の違いが重なったときは、否定よりも遥かに大きなものが生み出されるような。そこは対立せずにいけそう。

04.28(金)

・断片的なもの、振り返ったら立ち現れてきたもの。それらをなかったことにしないための活動を今世はできたらいいなとふと思う。

・見えてくる光を失わないこと。しばらく落ち着かないと思うから、それでも淡々とやることやって、地道なことを続ける。

・性格診断の「16Personalities」の話が出たから、以前の詳細を忘れたので受け直してみる。結果は「仲介者(INFP-T)」だった。前は「提唱者(INFJ)」だった気がする。理想主義者とはまさに。

・誰にも言えないことを書くことが大切か。

・せっかくなら移動の時は何かひとつ目的を入れたい。

・初めて聞く方言。踏み入れたことのない地に来た感じ。

04.29(土)

・あるものをあるがままに見つめた写真と雑記は、誰かひとりにとって魅力のあるものとなるのならば、これからも公開してみることを続けてみようと思った。

・多人数がいる場にいる良さは、「何かしないと」という思考になりやすいから、必然的に時間がたっぷりあるように感じられるところ。作業には向いているのかもしれない。

・あくまでも誰のためでもない、ただ時に苦しんで、素直さを見て”書き付けた”という感覚を大事に抱いておきたい。

・「まずは話したい」とつい思ってしまうが、文章のやり取りという”遅さ”によって、紡ぐものもあるんだろう。

・何もない場所、時間がたっぷりあると、普段の生活がいかに、時間を紛らわすことに使っていることがわかる。自分の中に流れる時間感覚は手放したくないな。

・自分のことばっかりと思い直したりしたが、考えることややりたいことって、深く自分を見つめることを通してできるものだ。だから自分のことっていう認識ではないんだろう。

04.30(日)

・忙しくしていると、素直さを見なくてもなんとかなってしまうんだよな。それでもいいんだと思う。だけど、俺は苦しんでも見ていきたいと強く思う。それが自分にとっての生きるってことなんだろう。

・こだわりが多いというか、理想から探っていくから、一見頑固に見えて、ものすごく柔軟であるという指摘はそうかもしれない。

・良いものを分け合う。公共性。そういう意味で友達を作る。そういう寂しさの埋め合いではない、友達の輪を広げるってことが、社会的な見せ方に繋がるような気がする。意識するものでもないけど、振り返ったらそうなっていたらいいよね。

・閉鎖性は悪くない、排他性が悪い。閉じることは塩梅を知るためには必要だけど、それで他者をどうこうしようという気持ちはあんまり良くないね。

・社会的な見せ方がなくとも、確かに家がないのは面倒ではあるが、今でも苦しみながら楽しく過ごせていて、好きなものはありすぎるほどで、むしろ対外的な評価が混じることが、とても邪魔だと思ってしまう。だけど、そういうある意味で閉鎖的なものがバランスを取れているうちは良いが、崩れて排他的になり、誰かを攻撃しようとしてしまうのは避けたい。そして良いものはシェアしたいし、そういう寂しさの埋め合わせ的でない人との繋がりは何ものにも代え難い。自分を素直に見たものが、誰かひとりの些細なものに繋がるならば、とあわよくばの期待はしてみたいとは思っているんだろうな。

・紙の本の面白さは、交換したり、貸したりできるところだな。

・まだまだ始まったばかりという捉え方。元気が出るよね。