2024.09.16-09.22|雑記帳

09.16(月)

・「大和田慧と安達茉莉子のもちよりRadio」の最新回を聞いていて、”お金をもらうこと”への未だ掴めない納得感について考える。”お金をもらう”と言われるとビビってしまうのだが、”対価をもらうことは健全である”と思うと良いかもしれない。そもそも、この社会の現状は、働く形態によらず、ほぼ全員がそうやっているわけで、人は自分の役割を全うして、その分の対価をもらう権利を全員が持っているのだとも捉えられる。

・作品と自分を近付けすぎず、とはいえ遠ざけすぎずの距離感だ。

・スーパーで買い物をしていると、猫がスタスタとやってきて、従業員みたいに裏口へとするりと抜けていった。

・「はてしない物語」を読み終わる。読み応えあったな。心地よい気分。ファンタジーっていいな。世界観に入りたい。愛する悦び。そうだ,人生は悦びがある。人以外だってあらゆることに対象はある。

09.17(火)

・思ったことを語るのは好きだが、自己紹介的な話はどうも苦手だ。

・生業は小さくやる。家賃と人件費がコストの大半である。自宅でやったらそこは掛からないわけだね。

・ルールというものは、認知負荷をかけすぎないためにあったりする。

09.18(水)

・視覚優位であろう自分の特性は、観察する際の特性としてとっておく。一方で、それ以外の感覚に触れていくことは試していってもいいだろうな。

・「エリオグラヴュール」という写真印刷の技法があるみたい。せっかく印刷するなら、こういった独特のおもしろそうな印刷を試したい。通常の印刷と、こういう独特な印刷を両方を混ぜた展示とかもおもしろそうだな。

・パリにエリオグラヴュールの有名な職人がいるらしい。行ってみたい。ワークショップ受けたいなぁ。

09.19(木)

・ブルガリア全域か知らないけど、秋には雨のシーズンがあるらしく、ほんと今いるところは毎日曇りか雨だ。一日を通して晴れた日はないかもしれない。

・ぐわ〜お高いフィルムカメラを買ってしまった。長く使えるし、現状持っている35mmのカメラはどこかしらに故障があるし、メインで使えるものが欲しいから買ったのだけど、ヒリヒリする。お腹が痛い。

・レビューで☆2.1の「Happy」の名を冠するスーパーマーケット、マイクロアグレッション的な態度を感じていて、気のせいなようで、やっぱり露骨に冷たくされているような。もちろん、そんな態度は嫌ではあるんだけど、全然Happyじゃない感じとかを含めて、ちょっぴりユーモラスに思えてくる。近いから行ってしまうのだけど、あそこにお金は落としたくないが、結構色々と考える余地があるなぁとか思う。

・色んな街の美術館やギャラリー、書店、図書館とか行くことって豊かだ。

09.20(金)

・ずっと曇りだと確かに気が滅入る。何か生活に工夫が必要だろうな。ヨーロッパの北側の国の冬はしんどいと、よく聞いたりしていたが、その気持ちが少しだけわかった。スペインは北側以外は晴れの国だったな。

・新しく開発された「1 Hundred Film 100」を愛用していると、いつか新しいフィルムを開発したりできたら楽しそうだなと妄想する。

・仕事における違和感は、どんどん強い自分であらねばならないことにある。撮影だって取材だって、弱さは隠し改善されることへの圧力を感じる。それが耐え難い。ただのそのときの自分でありたくなる。責任は強い自分になることで背負うものなのだろうか。そこには問いがある。

09.21(土)

・今日は久しぶりに晴れだ。

・哲学書を読むのはしんどいと思っていたが、形式立ってなんとか読めるような文章で読んでみると、これらの視点を取り込んでみることができたのなら、確かにおもしろいかもしれない。そこに続く流れを一通り読み、そこから批評していく道はありそう。

・楽しく生きたいよー!

09.22(日)

・クライアントと共にアイデア出し合って、作る制作なら関わりたい。「ここだけやってください、あとはこっちが全てやるので」というクライアントワークは積極的には受けたくない。やるなら共犯的にやりたいもの。インディペンデント系の雑誌の仕事は増やしていきたいものだ。

・しんどい読書は、たまにはいいものだ。いや、しんどいですが。

・批評は大事だけど、全てに文句を言うように否定的に見るのは、自身でうんざりする。しかも将来の自分の首を絞める可能性もある。「嫌だと言ってみたものを試したら意外と楽しんじゃう」みたいな軽やかさを持っていたい。