08.05(月)
・急遽必要になったボールペンとガムテープを買いに金物屋へ行き、ボールペンは売ってなかったが、その辺にあったボールペンを無料でくれた。助かった〜!
・何事もプロセスの手前側から関わりたいってのはある。
・「一生許さない」っていう言葉あるけど、それはつまり「一生あなたのことを忘れない」ってことになるよな。
・あんまり意識してなかったけど、flumpoolの曲が結構好きかもしれない。
08.06(火)
・もしかしたら朝になる前に眠れたかもしれない。うれしい。
・AIを語るときの論争にありがちな、AIと人間を二項対立に仕立てるというか、完全に区別して語ることは、問いとしてあまりピンとこない。
・これまでも世界を変えると言われたものは発明されてきて、その都度人間の生活は変わってきた。だからAIもきっと生活にしれっと馴染んでいくものであるし、だからこそ、どう生きるかという問いの普遍性は変わらないんだろう。
・知性とはなんだろうねと思う。AIが自分たちをどう変えていくのかという未来予想的な問いには興味がないような。AIによって自分たちがどのように変わったのか、忘れてしまったものは何なのかを問うのはおもしろいと思う。ただ、人間はその都度適応しながらなんとかやっていくものだ。だからこそ、美意識や知性を見出すことが大事だと思うし、創作することへの意義を自身で再発見することになるんだろう。
・AIが地球を捨てて、違う惑星に移住する話とか映画にならないかな。
・またしつこい咳だ。これどうしたらいいんだろう。
08.07(水)
・何かを無くしたとき、どう受け止めるかという話。無くならないための抵抗運動が主流だけど、それだけではないと思う。無くなった上でどう生きていくのかを自分は考えたい。予防より予備なんじゃないかという話にも近い。
・自分にとっては生きていくことは、生き延びることであって、無くなったものを弔いながら、つぎはぎして何とか生きていくあり方がしっくりくるんだろうな。
・グラナダの交通カードを手に入れるためにトラムのチケット販売機を見たが、目当ての種類は売っていなかった。うろうろして、ここのタバコ屋にあったらいいなと入ってみる。店員に挨拶して声を発しようとした瞬間、人差し指と中指の間に交通カードを挟んで、「これ?」とニヤリと笑って差し出してくれたお姉さん、天才すぎて笑った。よくわかったな。観光客がよく来るんだろうね。いやーあの通じ合った感じ、めっちゃ良かった。「君は天才だよ」と言っておいた。
・「地面師たち」を最終話まで観終わる。おもしろすぎて、ほとんど一気見だった。監督が「そういう一気に見たくなる作品にしたかった」と言っていて、流石すぎた。オーシャンズ11とか好きな人はハマりやすいと思う。どんなに悪どいことをする相手であっても、決して敬語を崩さない地面師の師匠(ハリソン山中)と弟子(辻本)。一見どちらも仮面的な人物だけど、あくまで猟奇的な快楽を求めるハリソンと、役割に徹することで時間の経過を振り払おうとする辻本(そうしてむしろ時間に囚われていく)は、師弟のようで師弟とはいえないのかもしれない。地面師は不動産詐欺グループだけど、ドラマを見てて、結構”はたらく”ことやものづくりに関する問いが渦巻いてくる感じがあった。おもしろかった。
08.08(木)
・地域のために何かを作るってモチベーション、やっぱり続かないと思うんだよな。個人の小さな体験から作っていくことが、実は最も持続性のある活動なんじゃないかという仮説。
・トルティージャを作ったが、調子に乗って卵をしこたま入れたら、ふわっふわの分厚い生地になってしまい、全然美味しくなくなった。どう作っても美味いはずだったのに。まあこういう失敗もある。
・スペイン料理って、どの都市でも大体同じようなラインナップなんだよなぁ。
08.09(金)
・思っちゃいけない、思いたくないの罠はあるよなぁ。
・片手に赤ちゃんを抱き、もう片方の手でバナナを食べながらおしゃべりする人と道ですれ違う。
・ほんとにグラナダのバスむずかしくて腹立たしい。今までの都市はGoogleマップを見ていれば良かった。グラナダというか、滞在している場所が中心地からかなり離れているから、その辺の情報はGoogleマップでもカバーできてないんだろうな。謎のバスばかり来るし、現金でしか支払えない。
・撮られた人にとってはベストな写りではないかもしれないけど、なんか気になってしまうという写真が撮れたらそれでいいか。
・カメラを持ち歩くことで、世界を見つめるまなざしが変わる。今は常にカメラを持ってしまっている感じがあって、鋭さと引き換えに体調や睡眠への負担が大きい。だからこそ、カメラを持っていないみたいな状態を心理的に作れたらいいなと思うんだけどな。
・「情けと覚悟を持て」か。人との関わり方もそういう態度かもなぁ。
08.10(土)
・隣人が最悪なんてよくある話だよなぁ。それでも俺らは生きていく。
・シェア暮らしでは、自身の境界線を守ろうとするほど損するというか。
・写真の写りで、”エモさ”みたいな言い回しは正直わかりやすいんだよなぁ。”エモい”として言えないようなあの描写。だけど他の言葉で言い表したい。”情緒がある”と言うのが候補だけど、あんまり伝わらないかな。
08.11(日)
・どうしようかと考え続ける時間は苦しい。軽やかに決断することも時には必要だ。
・ようやく来月以降の予定が決まってきた。素晴らしい。
・今思ってることを書いたり、喋ったりしたりよね。
・見極めるってことの大事さ。