02.06(月)
・本の作者の歴史も考慮して読むとおもしろい。書かれた言葉は、その時の最新であって、それに至るまでの過程や積み重ねがあってこそだから。
・学ぶって高尚で知識的な意味じゃなくて、知りながら繋げて考えて、体験して問いが生まれるってサイクルが、シンプルに死ぬほどおもしれぇってことなんだよな。
・マウンティングや評価から離れて話すのが、やりたいことでもあるんだろうな。
・競争してマウンティングして上がっていっても、全然幸せそうじゃないじゃない。落ちないように必死だ。そうありたくないから、自分に聞いて考える。
・昔食べてた、粉の炒飯作りたい。
・無意識だけど、つい概念の型に当てはめようとしてしまうな。
02.07(火)
・日常を撮るのマジでむずいな。全然転がってないように思えてしまう。なぜあんなに撮ることが見つかるのだろうか。
・感覚というか、嗅覚かな。センス。肌感覚。身体感覚。
・あらゆる問題が、どう折り合いをつけるかに集約してくる。だって全てに取り組むことはできない。正しさもなくて、その先は美意識なんだと思う。
・歴史の積み重ねに触れたとき、ただ静かにそこにいたくなる。
・自然の中で考えてると地に足つく感覚がある。
・好きなことを知るためには、ほんとこびりついた紐をひとつひとつ剥がしていくかんじがある。それがいま。ゆっくりはがしてる。なかなかまだ見えないけど、確実に剥がしている。
・矛盾って人間にしか描けないのかもしれない。動物って割と合理的だ。
・内的感情に没入するだけではなく、閉ざされた世界からひらいて憤りを表している。怒りによってひらくか。快楽として反応としての怒りは危ういと思うけど、ひらくという爆発的な意味合いは大事かもしれない。
・個の実感や体験は、やはり忘れてはならないと思う。
02.08(水)
・やってみたいがシンプルに大事なのかもな。ピカソを見ていると、「周りの価値や自分像に囚われずに描きたい」という気持ちが前面に出ているような気がする。
・役割としてのはたらくことがあって、あとは読書や対話、探究で調べながら、自分の感性を崩されたり、また積み重ねたりするバランスって、最高に生きてるって感じがする。
・本来は人と接するというのは、途方もなく時間がかかることなのかもしれない。
02.09(木)
・何度でもやり直せる。何度でも試してうまくいかなくても大丈夫だと思える。そういう場所がアジールであり、土着なんだろうな。
・受け入れる余地があるのが対話。対話って反応を求めているわけじゃない。自分の体験をわかってほしいわけじゃないという部分はある。引き出されている。
・恋に落ちるような中動性。反復したくなる言葉。
・ただ単にしゃべりに行くより、鍋をつつきに行く、お茶を飲みに行くだと対話はしやすい。
・普遍的な正しさはなくて、それぞれがそうであってほしいの集合体が、流されて凝り固まっていくのかな。自分がどの辺まで考えてやめてしまうか。それは苦しくもあり簡単でもある。
02.10(金)
・傷と怒りがある人はきれいなフリオチ以外のおもしろさがわかる。だから笑うところが似ているのは嬉しいんだろうな。
・トレンドや情報に疎いのは、精神的に良いのだけど、いざ何かを捻り出す時には、ある程度知っていた方が生まれやすいっぽい。
・人間の経済と商業の経済は違うらしい。経済自体の仕組みを把握していくのは、いずれにしても必要になってきそう。
・薄明かりって、何か創造力を掻き立てるものがありそう。
・市場として開いても、無縁のつながりはできるものなのか。
・とにかく比較や上下の雄っぽい自身の暴力性から、過剰なほど距離を置きたいんだろうな。めんどいもん。イライラばっかだし。楽しくいたいじゃん。
02.11(土)
・納得できないことを飲み込むのはほんと苦手。だったら納得できる説明が来るまで質問を投げかけてみよう。しばらくは顔が固まるかもしれないが、やっていけば、真摯に問いを追求するさっぱりさは身に付くかもしれない。
・議論は前提がどこかで必要になる。前提を疑うことで進む話もあるが、どこかで非論理的な個人的な趣向で前提をこことする、と決断しないといけない。
・動物は合理的だ。だから他の個体との上下をはっきり決める。人間もそうかもしれない。だからこそ、そこは外れてみたい。
・人間につきものの罪と痛みと死をごまかさず、避けられない逆境にいても何かを引き出す人間の能力、そして並外れた善を行えると同時に想像もつかない悪を行えるということは知っておきたい。
・罪(罪悪感)と痛みと死を見ることを蔑ろにせず、生きるのが素直さなのかもしれない。
・あらゆる人間は善にもなりうるし、悪にもなりうる。善悪とはって問いをもちろん含んだ上で、そうなんじゃないか。
・心のやましさを解消しようとするのは不自然。目標のための目的、自分自身のための目標は違くて、人は何かより大きいもののために生きようとする。副産物として幸せや自由があるんだろう。
・現実の後に理論がある。理論はいつも現実の後追いである。
02.12(日)
・ジョークは間とタイミングであり、内容はあまり関係ないのかもしれない。
・悲観的態度やニヒリズムは、人生と人間の本性を「ただ〜にすぎない」と単純化し、精神というものを否定し、無視し、あるいは軽視している。超つまんない。「だからこそ」という部分から開けてくるものがあるのに。
・反論じゃなくて、ぽつりと、ぽつんと生まれた問いならば、対話できる気がする。
・孤独感というものが芯であるんだと思う。そこまで問いを持った人が、やっぱりどうしようもなく惹かれてしまう。だけどそれを言葉で語り尽くすことができないのが、悲しくなる時もある。それでも、確かに、嬉しくなるのだ。
・問いに打ちひしがれても、それでも問いと生き続けることが哲学なのかもしれない。
・ディフェンスが引き締まってると、ほんといい試合になる。最近のバルサ好調。