2023.01.09-01.15|雑記帳

01.09(月)

・読書の時間の流れ方が好きなんだろうな。ゆっくりと本の世界に浸れる。本を読むときは本にかかりきりになるし、考えたりメモしたりして立ち止まれる。たまに何度も同じ箇所を読んでしまうが、それでもいい。

・人間くささとは、矛盾点に見ないふりをせず、罪悪感も抱えながらも、漏れ出してしまうものであり、美しさと愛らしさを感じるのだ。

・問いたいのは、没頭による暴力性を抑えたいからか。没頭は必ずどこかで行き過ぎた暴力にたどりつき、自己も他者との繋がりも崩壊していく。だから答えはなくとも問いたいのだ。

・「悪口を言うなら面白くしましょう」とはたしかに。

・自他の違いや共感の恐ろしさはあるけれど、共通点やわかろうと歩み寄ることは忘れたくないよね。

・確かに「正義はこれだ」と言えないと思ってるから、的外れなこと言われても、それをきっかけに考えることができる。だから摩擦になるんかもな。だからどうとかではないけど。

・まさに共感は熱狂の危険性と似ているな。

01.10(火)

・違う人間である以上、対立は避けられない。だからそれに反応して終わりじゃなくて、上手に対立を乗りこなすというか、折り合いをつけたり、問いとして対話したりすることが、共感以上に大事なんじゃないか。

・本来は人間は対等という出発点より、逆説的にどの関係性でも対等はありえないと考えてみると、やはり対立や摩擦の受け止め方が重要になってくる気がする。

・対立との捉え方もアリかもという一方で、怒りを創作にしたり、一呼吸置いたりとかもやっぱり大事なんだと思う。積極的に揉めたいわけではない。第三者とか違う環境とか外の風もね。

・自分に降りかかったことに、感情を出して、その自分を認める。それを見つめ直す。上手くおさめたり、自己否定したりはしなくていい。

01.11(水)

・してはいけないと思うと抑制されて、逆にしてしまったりする。したくはないけど、そういうことしてしまったりするよね、ぐらいの気持ちがいいんだろうな。

・許すことはできても、忘れない、根に持つということにはなるんだろうな。それがまさに相手の心情は察するけど、自分のために怒ったりケアしたりするのも同時にしていくことのような。この根に持つことの消化方法が鍵な気がする。

・わかんないねって笑い合える人たちと過ごしたいよね。

・こぼれ落ちていく感覚を見つめ続けること。

01.12(木)

・往来を繰り返すのは豊かさといえる。それは気分もそう。良かったり上手くいかなかったりとうつろうのは、実はすごく豊かだ。人生だし、人間って感じがする。

・動物性、動物について考えてみたい。

・「しょんぼりする」ってかわいくて、悲壮感なくて的確でいい言葉だ。

01.13(金)

・本を読んでこれこそ問題解決だ、となるときがあるけど、それは自分だけの倫理であって、やはり万能ではない。それらを積み上げてくものなんだろうな。時々、崩されながら。

・わかりやすい共同体じゃなくても、自分が受けてきたものや流れ、もっとこう大きい抽象的なものに対して、そう思えばいいじゃないか。

・基本的には人は動物であり、頭を使って考えられるものではない。だからこそ、頭を駆使して理性で共感ではない部分を考えられる。でもそのベースには倫理もある。多分、面白がりたい倫理があるんだな。

01.14(土)

・周りを素直に観察してみる。真似してみよう。見たものを撮る。素直な観察。

・寂しさを埋めるために、一緒にいることを目的として、友達を作ろうと思うのは、確かにどうなんだろう。するどいよね。孤立はしたくないけど、ただその欠如を埋めるために作ろうと思うのは、確かにどうだろうか。

01.15(日)

・その土地の美味しいもの、普段は生きにくいローカルなお店に入るとか、やっぱりそんな旅って楽しいんだな。原点回帰感。

・作りたいとき、作ったときの自分はもう違っている。出したら変化していくし、出さないと過ぎ去ってしまう。

・しょうもなさは、もはや尊重するしかない気持ちと繋がらないだろうか。それは諦めではない気がする。むしろ、最後まで諦められないからこそ、そうなるというか。

・人間と接すること自体が暴力的ならば、愛も暴力的なものなのかもしれない。

・青は悲しみでもあるが、その葛藤は人間くささに繋がる。